輸送機一体型光学用乾燥機(DMD4)

保守点検要領
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※安全のため、点検作業時には機械の電源は必ず切ってください。

※乾燥ホッパー部周辺は高温になるため、乾燥スイッチをオフにしてホッパー部が冷えたことを確認してから、点検・清掃をおこなってください。

※計装空気は供給を停止してください。また、一次供給バルブ以降の内部に溜まった計装空気を抜き取ってください。

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保守点検箇所
点検目安 作業内容
注意事項
(1)温度コントローラー
毎日 乾燥および再生温度が、温度調節器で設定した温度で温度制御しているか確認。
1. コントローラーのSVスイッチを1回押して「SV」表示灯を点灯させ、乾操温度の設定値を確認。
2. SVスイッチを押して乾燥温度を表示させ設定値と比較。
3. 乾燥温度が設定値の±2〜3℃程度であれば正常。
再生PV表示の温度は湿度の低い涼しい時期には標準のSV設定に到達しない場合があります。
(標準SVは220℃です)
コントローラPVおよびSV表示部に乾燥温度が表示されている状態でResetとSVスイッチを同時に押すと、押している間のみ再生温度を見ることが出来ます。
(2)輸送ブロワ、乾燥ブロワ、再生ブロワ
毎日 運転時に異常な音(特に金属的な音)や振動を発していないかを点検。
異常な音や振動を発している状態での運転はおこなわないでください。
異常が発見された場合はただちに停止し、原因を調べてください。
(3)輸送空気源装置のダストボックス(オプション)
毎日 サイクロン下部の手動バタフライバルブを全閉にした後、ダストボックスを取り外し、ダストボックス内に溜まっている粉塵を取り除く。
運転中に粉塵を取り除く場合は、必ず手動バタフライバルブを全閉にした後に、ダストボックスを取り外してください。
作業終了後は、ダストボックスを確実に取り付け、手動バタフライバルブを全開にしてください。
パッキンの劣化がひどく、変形、変色や固くなっている場合は、新しいパッキンに交換してください。
(4)接続ホース
毎日 ホースの各接続部で過剰吸気が起こっていないかを点検し、ホースバンドを増締。
ホースの劣化がひどく、硬くなっていたり損傷している場合は、新しい物に交換してください。
(5)冷却水
1週間毎 冷却水の出入口から、冷却水が流れているか点検。
冷却水が流れていないと、設定した温度で温度コントロールされない場合や装置の故障の発生原因になります。
(6)再生フィルターの清掃
1週間毎 (再生フィルター)下記の手順で再生フィルターを取り外し、再生フィルターが目詰まりしていないかを点検。

1. フィルター押えを上下に縮めて取り外す。
2. 再生フィルターを取り外す。
ドライエアを吹き付けての清掃は、フィルターの付着物が空中に舞うため、マスクなどをしておこなってください。
フィルターが、目詰まりを起こすと、運転温度のバラツキや、風量のバラツキを起こし、火災の原因にもなりますので注意してください。
目詰まりしている場合は、フィルターを取り外しクリーンなドライエアを吹き付け付着物を取り除いてください。
装置本体の周囲環境によって、フィルターの汚れ具合が変わりますので、こまめに点検・清掃をおこなってください。
点検後はフィルターを元どおりセットし、確実に固定してください。
(7)乾燥フィルター・輸送フィルターの清掃
1週間毎 (乾燥フィルター、輸送フィルター)除湿ユニットのフィルターケース蓋を外し、内部のフィルターが目詰まりしていないかを点検。
ドライエアを吹き付けての清掃は、フィルターの付着物が空中に舞うため、マスクなどをしておこなってください。
フィルターが、目詰まりを起こすと、運転温度のバラツキや、風量のバラツキを起こし、火災の原因にもなりますので注意してください。
目詰まりしている場合は、フィルターを取り外しクリーンなドライエアを吹き付け付着物を取り除いてください。
装置本体の周囲環境によって、フィルターの汚れ具合が変わりますので、こまめに点検・清掃をおこなってください。
点検後はフィルターを元どおりセットし、確実に固定してください。
(8)ストレーナーの清掃
1週間毎 ストレーナーのネジフランジを外し、内部のゴミなどを取り除く。
点検後は、元どおりストレーナーのネジフランジをセットし、水漏れのないように、確実に締める。
冷却水の配管内に排圧がかかっている場合があります。清掃時には、排圧がかからないよう確認してから作業をおこなってください。
ゴミなどで、ストレーナー内に冷却水が流れなくなると、乾燥露点温度が下がらなくなり、乾燥不良の原因になります。
(9)電磁開閉器・電磁接触器
1週間毎 制御盤内に取り付けられている電磁開閉器、接触器の接点溶着、消耗がないか確認。
点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください
接点の溶着、消耗がある場合には部品の交換をおこなってください。
(10)端子
1ヵ月毎 制御盤内部および装置内電気機器の配線接続部のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください。
(11)ナイロンチューブ(エアチューブ)
1ヵ月毎 ナイロンチューブの劣化状況および損傷箇所がないかを点検。
ナイロンチューブの劣化がひどく、硬くなっていたり損傷している場合は、新しいナイロンチューブに交換してください。
(12)一次輸送捕集器、成形機上捕集器
1ヵ月毎
または
材料替え毎
捕集器の天蓋を開けてフィルターを取り出し、目詰まりしていないかを点検してください。
目詰まりしている場合は、クリーンなドライエアを吹き付けて、付着物を取り除く。
フィルターを変形させないように、取扱いには十分注意してください。漏風による輸送不能の原因になります。
ドライエアを吹き付けての清掃は、フィルターの付着物が空中に舞うため、マスクなどをしておこなってください。
フィルターが目詰まりを起こすと、輸送ブロワの過負荷運転や、輸送能力低下の原因になりますので注意してください。
ドライエアを吹き付けても付着物が取り除けない場合は、先端のとがった針金などを使用してください。
パッキンの劣化がひどく、変形・変色や硬くなっている場合は、新しいパッキンに交換してください。
(13)ボルト・ナット
3ヵ月毎 各所のボルト・ナット類のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
(14)ローター駆動ベルトテンション板バネ
6ヵ月毎 ひび割れ、傷み、およびゆるみがなく、ローターが正常に回転していることを点検。
異常が認められた場合には、ベルトの交換が必要です。
最寄のサービス拠点へご連絡ください。
(15)フィルターの点検
材料替え毎 (高性能フィルター)高性能フィルター(HEPAフィルター)については、差圧計の表示が500Paを越えた場合、交換。
<作業手順>
1. コントローラ背面の外装板を取り外してください。内部にHEPAフィルターユニットがあります。
2. 蝶ボルト、蝶ナットをゆるめHEPAフィルターを取り出してください。
3. 新しいHEPAフィルターを取り付けて下さい。この時HEPAフィルターのパッキンが下流側(乾燥ホッパー側)になるように取り付けてください。
4. 蝶ボルト(4ヵ所)を手で締めてHEPAフィルターのパッキンがフィルターケースに密着するようにしてください。
(16)ホッパードライヤー内清掃
材料替え毎 材料替え、その他の事情によりホッパー内の清掃が必要になった場合のみ、下記要領にて作業実施。

1. 材料の抜取
ホッパー下部の材料抜取口から材料を抜きます。材料抜取口より下部にある材料はダンパー下の輸送配管を分解してダンパー駆動電磁弁の手動操作ノブを操作してダンパーを開けて抜いてください。電磁弁はコントローラー背面外装板を開けた所にあります。
2. ホッパードライヤーの扉を開けディフューザーコーンを取り外しクリーンなエアなどで清掃します。
3. ホッパー内に付着したペレット、粉などを払い落とし元どおりに組立てをおこなってください。
4. 作業終了後、ホッパー内空の状態で乾燥機を運転してください。(クリーンエアでホッパー内をパージします。)
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