清掃簡易型低速粉砕機(MGL)

保守点検要領
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※安全のため、点検作業時には機械の電源は必ず切ってください。

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 保守点検箇所
点検目安 作業内容
注意事項
(1)ギヤモートル
毎日 運転時に異常な音・振動・高温になっていないか確認。
異常状態での運転はおこなわないでください。
(2)投入ホッパー内のノレン(飛散防止用)
毎日 ノレン(飛散防止用)の劣化状態を点検。
劣化がひどく、硬くなっていたり損傷している場合は、新品に交換してください。
(3)粉砕室上部
毎日
1. 粉砕作業終了後チャンバ内に被粉砕材がなくなるまで粉砕し、左右軸受部のダストワイパー清掃用エアパージ穴に付いているダストカバーを取りその穴にエアガンを当て、空で運転をおこないながら乾燥したクリーンなエアを左右それぞれ1分程度エアパージし、軸受部のクリーニングをする。
2. 操作ボックスのON-OFF操作ハンドルを回して停止。
3. 貴社一次側電源を遮断。
4. 投入ホッパー上部からエアガンまたは掃除機を用いて除塵。
5. 投入ホッパー固定ノブをゆるめ、ホッパーが倒れる側に回りゆっくりと開ける。
6. 粉砕室上面の清掃は掃除機で粉を吸い取る。次に下記項目を点検。
a. 刃が欠けていないか点検。
b. 回転刃と固定刃が擦れる事なく適正な隙間があるかの目視確認。
c. 固定刃、固定粗砕刃、スクレーパーの締付ボルトにゆるみがないか点検。
7. 投入ホッパーを閉じ固定ノブでホッパーを閉める。
エアパージ清掃後は必ずプラグ穴にダストカバーをはめてください。カバーがないと粉砕室内部と外のプラグ側間に空気の通りがあるため清掃時や粉砕時ベアリング部に粉が浸入し易くなります。
投入ホッパーの開閉をおこなう時には必ず移動用車輪(キャスター2個)をロックしてください。
開いた状態の投入ホッパーに手をついたり、もたれ掛けたりしないでください。
開ける時は投入ホッパー、粉砕機ヒンジ(支点)部分のストッパーに手を入れないでください。
閉める時は投入ホッパーをゆっくりと持ち上げ、不用意に手や指を隙間に入れないでください。手や指をはさみ込むと裂傷や骨折します。
粉砕室チャンバ扉の開閉をおこなう時には必ず移動用車輪(キャスター2個)をロックしてください。
開ける時は、上部の取っ手をにぎり、扉下の支点部分に手を入れないようにしてゆっくりと開いてください。
閉める時も上部の取っ手をにぎり閉める扉の内側に手や指を入れないでください。手や指をはさみ込むと裂傷や骨折します。
粉砕刃には不用意に触れないでください。鋭利なため手や指を創傷します。
エアガンを用いての清掃は、粉塵が空中に舞うため、防塵メガネ・マスクなどをしておこなってください。
(4)粉砕室内
毎日
1. 粉砕室チャンバ扉開閉部にある固定刃ハウジングとスクレーパハウジングのクランプレバーをゆるめ、左右のロックプレートを90度回転させて縦に起こし固定刃ハウジングとスクレーパハウジングをそれぞれゆっくり開ける。粗砕刃ケーシング(2個)を小回転刃に沿ってゆっくり上方向に回しながら抜き出す。
2. 掃除機およびブラシを用いて粉砕室内側や刃物に付着している粉塵を取り除く。
3. 大回転刃の長穴(小判大)に付属の手回し回転ハンドルを差し込み回転刃をスクレーパー側に向かって(粉砕する回転方向と逆方向に)回し、刃先の状態を点検しながらスムーズに回転することを確認。このとき回転に引っ掛かりがある時や刃物が擦れる感触・異音がある場合には固定刃または固定粗砕刃、スクレーパーの隙間調整をおこなう。
4. 粉砕室下側や溝および左右のダストワイパー、軸受部の清掃用エアパージ穴部はエアガンを用いて除塵。
5. 固定刃ハウジングを起こしてその左右のロックプレートを90度横に倒してケーシングプレートとハウジングをまたがせ左右のクランプレバーでしっかりと締める。
6. 粗砕刃ケーシング(2個)を大回転刃にかぶせるようにはめ込み小回転刃に沿わせたら下部ハウジング溝にはめ込んで軽く奥に押し込む。
7. スクレーパケーシングを固定刃ハウジングと同様にセットする。
8. 粉砕機本体の清掃が終わったら投入ホッパーをゆっくりと持ち上げて閉め、ホッパーを粉砕機に固定ノブで締める。
(5)リミットスイッチ×2個、投入ホッパー・粉砕機分割部
3ヵ月毎
1. 投入ホッパーを閉じた状態で投入ホッパー下部の固定刃ハウジングと、スクレーパハウジングの上部に2個リミットスイッチの蹴りドッグがあるが、どちらか1つの蹴りドッグを外し、操作ボックスの操作ハンドルをON位置に回して、粉砕機が起動しないことを確認。
2. リミットスイッチが確実に動作するようにその蹴りドッグを元の状態に復帰し、操作ハンドルをON位置に回して、粉砕機が起動することを確認。
3. 反対側の蹴りドッグを外し、操作ハンドルをON位置に回して粉砕機が起動しないことを確認。
4. 同様にその蹴りドッグを元の状態に復帰し、操作ボックスの操作ハンドルをON位置に回して、粉砕機が起動することを確認。
安全リミットスイッチが故障している状態での運転をおこないますと、故障や事故の原因になりますので絶対におこなわないでください。
粉砕機内に手や指を入れないでください。鋭利な回転刃で手や指が切断されます。
(6)リミットスイッチ吸引ボックス
3ヵ月毎 吸引ボックスを挿入しない時には、投入ホッパーを閉じていても粉砕機が起動しないことを確認。
粉砕機が起動した場合はリミットスイッチの故障ですので、修理または交換を直ちにおこなってください。また、起動と同時に操作ハンドルをOFF位置に回して直ちに停止してください。
(7)ボルト・ナット
6ヵ月毎 各所のボルト・ナット類のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、取扱説明書の中に記載する締付けトルクで増締をおこなう。
必ず操作ハンドルをOFF位置に回して機械を停止し、貴社一次側電源を遮断してから点検をおこなってください。
(8)粉砕機各部
長期運転休止前
1. 左右ダストワイパーからダストを排出するため、清掃後空運転をおこないながら左右軸受部にある清掃エアパージ穴から、クリーンなドライエアをしばらくの間パージする。
2. 刃物部分には防錆スプレーをする。保管場所も出来るだけ乾燥した場所に保管。
3. 異物やほこりが入らないように、投入ホッパー上部の投入口をビニール袋などで覆う。
運転再開前
1. 投入ホッパーおよび固定刃ハウジング、スクレーパハウジングを開いて、異物やほこりなどが紛れ込んでいないか確認。
2. 刃物の隙間が適正かどうかをシムにて確認。
3. 金型洗浄スプレーなどで粉砕機内を洗浄し、防錆剤を除去。その後捨てランナで十分粉砕清掃をおこなってから使用。
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