DPD3の異常画面に「乾燥温度異常」が表示される
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。
上・下限設定温度が適切な温度に設定されていない。
(乾燥設定温度+上限設定温度)< 乾燥温度、(乾燥設定温度−下限設定温度)> 乾燥温度タッチパネルに乾燥温度設定画面を表示し、上・下限設定温度を確認してください。

<参考> 【上限・下限箇所の確認】タッチパネルに温度モニター画面を表示し、PV 値表示欄の点滅しているヒーター部の温度が上限または下限になっています。
Point
1)
各設定値が、それぞれ “0” の場合は、以下のようになります。
上限:上限設定温度に対する乾燥温度異常機能は働きません。
下限:下限設定温度に対する乾燥温度異常機能は働きません。正しい設定温度を入力してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
各ヒーターの温度センサー(測温体)が正常に機能していない。
レベル計が正常に機能しているか確認してください。
温度センサーの断線などがないか確認し、異常がある場合は温度センサーを交換してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
制御盤内の SSR が正常に作動していない。
ヒーターリレーの誤作動により温度コントロールが安定しないと乾燥温度異常が点灯します。
SSR(ソリッドステートリレー)の状態を確認してください。
装置の電源ブレーカーを “ON”(電源ランプ点灯)にして、運転スイッチを “OFF” にしてください。ヒーターコンタクターが正常ですとこの状態でヒーター回路への電流は、流れていません。クランプメーターを使用してヒーター回路の電流を測定してください。ヒーター回路へ電流が流れている場合は、SSR が故障していますので SSR を交換してください。

それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。