GMCの電源ブレーカーがトリップする
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。
安全装置(過温サーモスタット)の作動によるブレーカートリップ
SSRが正常に作動していない。
媒体が入っていないのにもかかわらず、機械が動作する。
1. SSRが正常に作動していない。
ヒーターコンタクターは、SSRを使用していますが電気的衝撃(ショート)や環境温度の上昇が原因で破損する場合があります。制御パネル扉を開けて、SSRが正常に動作しているか確認してください。

Point
装置の電源ブレーカーを “ON”(電源ランプ点灯)にして、運転スイッチを “OFF” にしてください。ヒーターコンタクターが正常ですとこの状態でヒーター回路への電流は、流れていません。クランプメーターを使用してヒーター回路の電流を測定してください。ヒーター回路へ電流が流れている場合は、SSR が故障していますので SSR を交換してください。
2. 媒体が入っていないのにもかかわらず、機械が動作する。
スケールなどによる誤動作で、媒体が無くても動作する場合があります。フロートレススイッチ(L,Hタイプ)、フロートスイッチ(Aタイプ)を点検し、汚れていたら清掃してください。1回/3ヵ月点検をおこなってください。


それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
回路が短絡している
センサーが断線している場合、またはセンサーの取り付けなどが不適切な場合です。
短絡を取り除いてください。また、端子にゆるみがないか確認してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。