MGLが過負荷運転を起こし、モータブレーカがトリップする。
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。
投入ホッパー内にランナが多量に入っている。
ランナを多量に投入するとモートルの定格電流値を超え、ギヤモートルを保護するためモータブレーカがトリップします。
1. 投入ホッパーの固定ノブをゆるめて、逆方向にゆっくり開けます。

2. ランナが多量に入っている場合は取り除いてください。
Point
ランナの大量投入はしないでください。機械の寿命を縮めます。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
投入ホッパー内および粉砕機内に異物が混入している。
粉砕できない異物(例えば金属など)が混入していると刃が回らずモータブレーカがトリップします。
- 異物があるか確認し取り除いてください。
- 破損している部品および刃物がないか確認してください。破損している場合は交換してください。
固定刃、固定粗砕刃、スクレーパーの交換、および刃の隙間調整方法
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
駆動部のベアリングが焼き付いている。/ギヤモートルが正常に起動していない。
ベアリングが焼き付きを起こすと回転に負荷がかかりモータブレーカがトリップします。または、ギヤモートルが正常に起動しないとモータブレーカがトリップします。
1. 投入ホッパーの固定ノブをゆるめて、逆方向にゆっくり開けます。

2. 手回し回転ハンドルで刃がスムーズに回転するか確認してください。

Point
安全のため回転方向とは逆方向へ回してください。
3. 回転が異常に重たい場合や回らない場合は、ベアリングもしくはギヤモートルが損傷していますので交換してください。
固定刃、固定粗砕刃、スクレーパーの交換、および刃の隙間調整方法
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
ギヤモートルの電源コードが断線している、または接続部にゆるみがある。
断線やゆるみがあると単相運転になるためモータブレーカがトリップします。
電源コードや接続部にゆるみや断線がないか点検してください。

それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。