DPD3の使い方:乾燥ホッパー内残材の排出方法
注意
※運転を停止してから5時間以上自然冷却したあとに、掃除をおこなってください。なお、5時間以上の自然冷却後も、装置および原料が高温な場合は、さらに自然冷却したあとに、掃除をおこなってください。
作業手順
乾燥ホッパー内に残っている材料の排出要領を手順に沿って説明します。
乾燥ホッパー内の掃除をおこなう前には、材料を排出してください。
開時手順
1. [1]の蝶ネジ(2ヵ所)をゆるめてください。
2. [2]の蓋の手前側を真空ポンプ側に90°振り、[3]のレバーを水平から垂直にしてください。

閉時手順
1. [3] のレバーを垂直から水平にし、[2] を元に戻してください。
このとき、上面に粉・ペレットが付着していないことを確認します。
2. [1] の蝶ネジ(2ヵ所)を締め付けてください。
メモ:効率良い作業のために
材料は使い切りとなるよう、原料タンク投入量の調整または一次輸送の停止をおこない、乾燥ホッパーへの材料投入量を調整してください。
生産(成形)終了の約1時間前に一次輸送を停止すると、乾燥ホッパー内の残材が少なくなります。
★以上のような運転要領により、乾燥ホッパー内の残材を少なくでき、清掃およびメンテナンス時には、効率良い作業がおこなえます。