両側式の特長
1. 生産STOPさせません!「成形機はいつも動いているのが当たり前」
生産中に次型を金型交換装置にセットし、冷却ホースを取り付けて生産準備をしておくことが可能です。金型を予備昇温しておくことにより、瞬時に金型を切替え、金型交換時の成形機停止に伴う生産ロスタイムなしに成形の再開が可能です。
2. 工数−52.9%低減で金型交換作業の省人化を実現
段取り替えのトータル工数を削減し、工場の人手不足に貢献します。
作業の大部分を生産しながら行うため、稼働率への影響の心配はありません。
3. ※世界最小クラスの設置面積で現場の導線を遮りません!
交換する金型の設置に必要な最小限のスペースで簡単かつ安全な作業を可能にします。
その他4種類の金型交換装置を紹介
1. 片側軌道式
◇ 成形機の片側に装置を設置
金型交換装置の反対側は箱詰めや二次元加工等のスペースとして活用可能です。
オートカプラ※1や金型待機台※2にも対応しており、ニーズに応じて完全手動から完全自動まで幅広いソリューションをご提供いたします。
※1 金型温度調節機やホットランナコントローラが接続されており、生産切替前に自動で予備昇温することが可能。
※2 1つまたは複数の金型待機台から自動または手動で金型をピックアップすることが可能。
金型待機台を使用することでハンドフォークリフトによる金型積み降しにも対応します。
2. 片側軌道式(ステージ移動タイプ)
◇ 成形機の片側に装置を設置
スペース効率に優れたタイプです。ハンドフォークリフトによる金型積み降ろしに対応しており、床上クレーンのない場所にも成形機の設置が可能です。
3. 片側固定式(ステージ移動タイプ)
◇ 成形機の片側に装置を固定
金型交換装置本体は床に固定され、金型が置かれるステージのみスライド可能となっています。片側軌道式(ステージ移動タイプ)同様、ハンドルフォークリフトによる金型積み降ろしに対応しています。
金型の載せ降しは同一の方向からアクセクが可能なため、容易に運用することが可能です。※対象台車:軌道式片側台車・固定式片側台車(仕様によっては下記の金型移動が行えない台車もあります)
4.無軌道式
設置場所を選ばない無軌道式(手押し式)のため、作業スペースが確保でき、複合台の成形機をカバーすることが可能です。
金型輸送時には金型を低い位置に保ち、金型交換時に各成形機の高さに応じた位置にステージを上昇させて使用します。
昇降は電動式でバッテリーを内蔵することも可能です。
金型段取り手順の説明動画
SDCシリーズの段取り手順の参考にご覧ください。