特長

1．輸送方向の自動切替えにより、段取時間を短縮します！

材料輸送における配管ラインの切替えを自動化することによって、材料替えの手間を省き、短時間で作業を完了することが可能です。また、差し間違いといったヒューマンエラーの防止にも貢献します。

プラスチックは、熱、酸素、水分、紫外線の影響を受けることで、分子構造が変化します。その中でも、熱と大気中の酸素によって熱分解が進行し、物性が低下することを「熱劣化」といいます。分子構造によって異なるものの、変色の発生や強度の低下の原因になります。

滞留箇所のないシンプルユニットなので、指定した乾燥機から成形機まで、任意の方向数の切替えシステムを簡単に構築することができます。それにより、組換え時間はもちろん改造費の削減も実現します。

ダンパのスライドによって貫通孔①が貫通孔②の状態に切り替わります。
このように輸送切替え装置を、並列方向に配置しています。

単体ユニットを縦方向に積み上げるようにして組む省スペース設計です。成形工場の導線を妨げることなく、限られたスペースで材料輸送の効率化を支援します。

エア層を成形することによって、摺動による摩耗を最小化するため、摩耗紛によるコンタミ対策が可能です。また、切替えコア部が浮上摺動するので、カジリ問題も起こりません。

［ 3 by 3 ］の使用例になります。