お知らせ
新たな選択肢、加圧熱水式ヒート&クールシステム『HCJ』登場
2025.11.17

このたび、Heat&Cool成形技術を実現するための新ラインナップとして、加圧熱水式「HCJ」を追加しました。
Heat&Cool成形は、成形1サイクル中に金型温度を樹脂の軟化点まで急速に加熱し、その後取出し可能温度まで急冷却することで、金型転写性を高め、一般成形では得られない高い表面品質を実現する成形方法です。この技術により、ウェルドラインの改善、表面光沢の向上、ソリ・ヒケの低減など、さまざまな効果が期待できます。
今回の新製品 「HCJ」 は、媒体温度200℃まで対応可能。金型を高温にすることで樹脂の流動性が向上し、溶融樹脂の末端同士の密着性が高まるため、ウェルドラインを目視できないレベルまで低減します。さらに、加熱によって樹脂粘度が下がり、金型の細部まで樹脂が行きわたることで、転写不良を改善し、成形不良の低減に貢献します。

当社では、蒸気式・油媒体式とあわせたシリーズ展開により、金型構造に応じた最適な温度制御ソリューションをご提供します。
詳しい内容は、製品ページをご覧ください。
