保守点検-MCL・MCH・MCA

保守点検・診断要領

保守点検要領

金型温度調節機(MCL・MCH・MCA)

注意
※安全のため、点検作業時には機械の電源は必ず切ってください。
※運転中および停止直後は高温になっており、非常に危険です。

(1)圧力計


点検目安
毎日
作業内容
ポンプ圧力が変化していないか、または針が0.5MPa以上に振れていないかを点検。
注意事項
異常を発見した場合は、装置を止めてください。
(2)配管継手など


点検目安
毎日
作業内容
水、油の漏れ確認。
注意事項
  • 漏れ確認は装置だけでなく、ホース、配管継手、金型側のカプラなども点検してください。
  • 漏れている場合は、増締し、それでも止まらない場合は部品を交換してください。
(3)温度コントローラ


点検目安
毎日
作業内容
媒体温度が温度コントローラで設定した温度で制御されているか確認。
(4)給水ストレーナ


点検目安
1週間毎
作業内容
貴社設備の給水源バルブを閉じた後、プラグを外し、ストレーナの清掃。
(5)媒体(水)〈L、Hタイプ〉


点検目安
1ヵ月毎
作業内容
ドレン口から適量の媒体(水)を収集し、汚れ具合を点検。
注意事項
汚れがひどい場合は、ドレン口下部に捕集容器をセットして媒体を排出し、交換してください。
(6)媒体(油)〈Aタイプ〉


点検目安
1ヵ月毎
作業内容
装置の油を抜いて汚れ具合を点検。
注意事項
  • 使用頻度が多い場合は、1ヵ月毎、使用頻度が少ない場合でも半年に1度は、交換してください。
(7)ホース


点検目安
1ヵ月毎
作業内容
継手金具付近などから媒体が漏れていないか、または変形(つぶれたり、膨れたり)、外傷、ひび割れ、摩耗や異常に硬化していないかを点検。
注意事項
  • 傷による媒体漏れが発生している場合は、ホースを交換してください。
  • 点検時異常が発見された場合は、すみやかに交換してください。
  • 各ホースともに、それ以下の温度で使用される場合も、1年以内(テフロンホースは1.5年以内)を目安で交換してください。

※使用可能温度は下記のようになっています。

 L、LL用ゴムホース(温水専用):95℃
H用ゴムホース(温水用):120℃
テフロングレードホース(高温水、油用):200℃
(8)フロートレススイッチ(L、Hタイプ)


点検目安
3ヶ月毎
作業内容
フロートレススイッチ上部の六角ナットを取り外し電極棒およびテフロンチューブの汚れ具合を点検。
不純物が付着している場合は、清掃。
(9)フロートスイッチ(Aタイプ)


点検目安
3ヶ月毎
作業内容
蓋を取り外して内部のフロートスイッチの汚れ具合および、フロートがスムーズに動くかを点検。
不純物が付着している場合は、清掃。
注意事項
  • フロートが変形しているためにスムーズに動かない場合は、フロートスイッチを交換してください。また蓋部のOリングが変形していたり硬化(弾力性が無く、曲げると亀裂が入る場合)している場合はOリングを交換してください。
  • フロート下部の止めリングは外さないでください。
(10)SSR(ソリッド・ステート・リレー)


点検目安
3ヶ月毎
作業内容
装置の電源ブレーカをオン(電源ランプ点灯)にした状態で、運転スイッチをオフにし、クランプメータを使用してヒータ回路の電流を測定。
注意事項
  • 左記の状態でヒータコンタクタが正常ですとヒータ回路への電流は流れていません。ヒータ回路へ電流が流れている場合は、SSRが故障していますので交換してください。
(11)端 子


点検目安
3ヶ月毎
作業内容
装置の天板を外し、制御パネル扉を開けてから、制御盤内および装置内電気機器の配線接続部のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
注意事項
  • 点検は装置を停止させた後、必ず側面の電源ブレーカをオフにしてからおこなってください。
(12)ボルト・ナット


点検目安
3ヶ月毎
作業内容
各所のボルト・ナット類のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。