保守点検・診断要領
保守点検要領
輸送機一体型除湿乾燥機(MJ3)
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(1)冷却水(水冷タイプ)
点検目安
毎日
作業内容
冷却水入口の圧力が0.49Mpa以下であることを確認。また、冷却水が流れているか点検。
注意事項
- 冷却水が流れていないと、乾燥露点が下がらなくなり、乾燥不良の原因になります。
点検目安
毎日
作業内容
乾燥温度が温度コントローラーで設定した温度で制御されているか確認。また、再生温度が180℃〜220℃程度か確認。
注意事項
- 乾燥温度は「SV」スイッチを押して確認してください。
再生温度は「Reset」スイッチと「SV」スイッチを同時に押してください。スイッチが押されている間再生側の実温度が表示されます。
点検目安
1週間毎
作業内容
ホースが外れていないか、エア漏れはないか確認。
注意事項
- ホースがやぶれている場合、新しいホースに交換してください。
点検目安
1週間毎
作業内容
目詰まりを起こしていないか確認。目詰まりしている場合はフィルターを取り外して、クリーンなドライエアを吹き付け、付着物を取り除く。
注意事項
- ドライエアを吹き付けての清掃は、フィルターの付着物が空中を舞うため、マスクなどをしておこなってください。
- フィルターが目詰まりを起こすと、運転温度のバラつきや、風量のバラつきを起こし、火災の原因にもなりますので注意してください。
- 装置本体の周囲環境によって、フィルターの汚れ具合が変わりますので、こまめに点検、清掃をおこなってください。
- 点検後はフィルターを元どおりセットし、確実に固定してください。
- 目詰まりのひどい場合は、新品と交換してください。
- 点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください。
点検目安
1週間毎
作業内容
制御盤内に取り付けられている電磁開閉器、接触器の接点溶着、消耗がないか確認。接点の溶着、消耗がある場合には部品の交換。
注意事項
- 点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください。
点検目安
1週間毎
作業内容
フィルターレギュレターの調整ノブを引き上げロックを外し、調整ノブを左に回して圧力計が0(ゼロ)になったことを確認してから、ボウル内に溜まっているドレンを排出。
ボウル下部のドレンバルブを押せば排出可能。
ボウル下部のドレンバルブを押せば排出可能。
注意事項
- 空き缶などでドレンを受けてください。
点検目安
1ヵ月毎
作業内容
制御盤内部および装置内電気機器の配線接続部のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
注意事項
- 点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください。
点検目安
6ヵ月毎
作業内容
各所のボルト、ナット類のゆるみを確認。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
ゆるみがある場合、増締をおこなう。
点検目安
6ヵ月毎
作業内容
ベルトにひび割れ、傷み、およびゆるみがなく、ローターが正常に回転していることを確認。
注意事項
- 異常が認められた場合には、ベルトの交換が必要です。最寄のサービス拠点へご連絡ください。
点検目安
6ヵ月毎
作業内容
蓋、インナー、冷却ジャケット(内)を取り外し冷却ジャケット(外)および冷却ジャケット(内)に付着したガス成分の清掃をおこなう。
注意事項
- 点検は装置を停止させた後、必ず前面の電源ブレーカーをオフにしてからおこなってください。