DMZ2の乾燥温度の変動が大きい
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。
カートリッジフィルター、再生フィルターが目詰まりしている。
乾燥フィルターケース内のカートリッジフィルター、および再生フィルターが目詰まりしていますと風量が少なくなります。
各フィルターが目詰まりしているかどうか確認してください。目詰まりしている場合は清掃・交換をしてください。

汚れていたり、目詰まりしている場合は、フィルターの内側にクリーンなドライエアを吹き付けて付着物を取り除いてください。
Point
- ドライエアを吹き付けての清掃は、フィルターの付着物が空中に飛散するため、マスクなどをしておこなってください。
- 清掃後はフィルターを元どおりセットし、確実に固定してください。
- 目詰まりがひどい場合には、新品と交換してください。
- 清掃・交換の際は運転スイッチを切り、ブロワーが完全に停止したことを確認してからおこなってください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
乾燥センサーが損傷している、センサーがずれている。
乾燥センサーに折れなどの損傷、もしくはリングナットにゆるみがあり、センサーがずれている。
乾燥用熱電対(CAセンサー)に折れなどの損傷がないか、または配線が断線していないか確認し、異常が見られた場合は、交換してください。

それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
温度コントローラーの制御にずれが生じている。
フィルターの目詰まりやホッパーの仕込み量などによる風量の変化で温度コントローラーの制御にずれが生じる場合があります。
オートチューニングを起動させてください。
- 乾燥機運転中且つ、乾燥温度測定値表示中に△▽キーを同時に2秒間押しつづけるとオートチューニングを開始します。
(オートチューニング中は、測定温度と「At」を1秒周期で交互に表示します。) - オートチューニングが終了すると、通常の PV表示に戻り、調整結果による PID制御を開始します。
- オートチューニングを強制停止する場合の操作は、1. と全く同じ操作です。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。