DPD3の異常画面に「投入弁異常」が表示される
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。
駆動エア圧力が不足している。
投入弁の駆動エアに適切な圧力がかかっていないと、シリンダーが開かず投入弁異常が点灯します。
1. レギュレターの圧力を確認してください。

2. レギュレターの圧力は 0.4~0.5MPa に設定してください。
Point
1)
圧縮空気源からのドライ圧縮エアは、0.6MPa以上の圧力を確保してください。また、エアドライヤー、エアフィルターで処理したクリーンな乾燥した空気を使用してください。特に、寒冷地ではドレンの凍結防止のために、水抜きを十分におこなってください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
動作確認用のリードスイッチが正常に作動していない。
1. リードスイッチが正常に動作しているか確認してください。

2. リードスイッチの取り付け位置を調整してください、また、リードスイッチが故障している場合は交換してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
動作(開閉)速度が正常に調整されていない。
動作速度が適切でないと材料の噛込みなどで投入弁が完全に閉じなくなります。
1. エアシリンダーの動作を確認してください。

2. エアシリンダーのスピコンにより、動作速度を調整してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
電磁弁が正常に作動していない。
ダンパー部に材料や異物が噛込んでいる。
材料の噛込みなどで投入弁が完全に閉じなくなると、閉確認のリードスイッチが働かないため投入弁異常が点灯します。
1. 噛込みなどがないか確認してください。

2. 噛込んでいる物を取り除いてください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。