MGDの乾燥ブロワーが回らない
コントローラーの表示灯が点灯していない。
一次側の電源が入っていない、もしくは STANDBY スイッチが押されていないと表示しません。
また、制御盤内のサーキットプロテクタ(CP-1)が “ON” になっていないと表示しません。
1. 一次側電源および前面の電源ブレーカーを “ON” にし、STANDBY スイッチを押してください。

2. 制御盤内のサーキットプロテクタ(CP-1)を “ON” にしてください。

それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
コントローラーの『Feeder』表示灯が点灯していない。
『Dryer』スイッチを押してから乾燥起動します。
点灯していない場合には『Dryer』スイッチを押してください。

Point
乾燥タイマーが設定されている場合は設定時間後、乾燥運転がスタートします。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
制御盤内の、電磁開閉器の接点が溶着・消耗している。
電磁開閉器に異常が見られると動作しません。
1. 接点が溶着・消耗していないか、また異常状態でないか確認してください。

Point
確認が終わりましたら外した白カバーをしっかりと取り付けてください。
<参考> 開閉耐久回数は 200万回です。
異常動作とは?
接点が溶着し、機械停止時においても中央部が凹んだままの状態や手で押しても凹まない状態などをいいます。

2. 溶着、消耗している場合や、正常な動作をおこなわない場合には電磁開閉器を交換してください。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
コントローラー表示器に『E3』の異常キャラクター表示がでている。
ブロワーに過電流が流れ電磁開閉器サーマルリレーがトリップした場合に発生します。
<参考> 運転は自動的に停止します。
1. 制御盤内の電磁開閉器がサーマルトリップしているかどうか確認してください。

2,ブロワーの過負荷原因を修理後、制御盤内のサーマルリレーの復帰ボタンを押してください。
異常の原因解除後、Reset スイッチを押すとキャラクター表示は消灯します。
それでも直らない場合は最寄りの拠点へお問合せください。
注意
※必ず運転を停止し、ブレーカーを “OFF” にしたことを確認してから作業をおこなってください。
※本装置を分解してのメンテナンスまたは修理においては、機械および電気に関しての十分な知識がない方は、故障や危険が伴いますので絶対におこなわないでください。