JCW2-iの特長
1. 材料ロスを約99%削減する計量システム!
◆ 供給最適化ソフト
材料の配合において、多品種、小ロットなどの材料替えが多い成形にありがちな、成形
終了時や材料替え直前に残った、計量ホッパ、チャージホッパ、成形機上ホッパ内にあ
る配合済み材料の多量廃棄が問題視されていました。JCW2-iは、2つの独自技術により、
必要な量を計量し、材料ロスの削減を可能にしました。
[ 成形機の材料使用量に合わせて配合装置が計算し、1バッチ量を調整します! ]
Step1:成形機の処理能力と配合装置の計量能力を比較します。
Step2:計算能力が過剰な場合、計算能力を適正値まで下げます。
Step3:チャージホッパが要求信号を出力したあと、計量ホッパで計量を開始します。(「計量ホッパ待機なしモード」を選択した場合です)
◆ 終了予告信号
[ 残りショット数に合わせて必要量を計算した後、計量動作を停止します! ]
Step1:残りショット数を設定します。
Step2:設定した残りショット数から必要量を計算します。
Step3:計量ホッパ。チャージホッパ、成形機上ホッパの待機量を計算します。
Step4:必要量から待機量を引き、残り計量回数を計算します。
Step5:残り計量回数分の計量が終了したあと、計量動作を停止します。
2.「機械が考える供給システム」の実現により、高精度な供給を実現!
落差量の初期設定が適正値でなかったり、材料替えを行ったりした際、落差量の変更を怠ることで発生する、誤差に伴う計量値のばらつきが問題視されていました。JCW2ーiは、独自の制御システムにより、自動で短時間かつ正確に計量することを可能にします。
◆ 3段供給
[3段供給は高速計量を可能とし、従来の2段供給と比較して短時間供給◎]
Step1:実測落差量の移動平均値から、落差量を変更します。
Step2:中計量および小計量を目標計量時間内で計算ができるよう、計量切替値を変更して全体の計算時間を短縮します。
3. 誰でも操作が行える優しい操作性!
対話式設定で、誰でも簡単に操作が行えます。
コントローラーは、0.1g単位の計量と表記が可能です。
4. 主要ユニットなどのメンテナンス性は抜群です!
残った材料は、ホッパ下部より全量排出し、付着した粉う上から下へ払い落とすことが
可能です。また、主要ユニットの計量ホッパやスクリュとも簡単に脱着できます。
手軽なメンテナンスの実現に貢献します。