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メンテナンス情報

MJ3の部品交換:旧型ジェットクロンのダンパ

初めに

ダンパー動作説明

輸送不良時、ダンパー閉時の位置を確認し異常であれば、ダンパーアームが変形しているので交換が必要です。

主に使用する工具および部材

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 2mmの六角レンチ
  • 3mmのピンポンチ
  • 電動ドリル
  • 3mmキリ
  • エポキシ系樹脂の接着剤
  • 鉄ハンマー
  • プラスチックハンマー

メンテナンス前の注意

刃物の取り扱いには十分注意しておこなってください。

交換方法

1. カバーを外します。

2. リミットスイッチ・ソレノイド・サージキラーを外します。

3. カムを外します。

2.0mmの六角レンチで虫ねじをゆるめて引き抜きます。
レンチを差し込む穴に接着剤がついているので、カッター、キリなどで除去してから作業してください。

4. 止め輪を外します。

マイナスドライバーなどを使用し外します。

5. ダンパーを固定している虫ネジをゆるめます

ダンパーを固定している虫ネジを 2.0mmの六角レンチでゆるめます。
レンチを差し込む穴に接着剤がついているので、カッター、キリなどで除去してから作業してください。

6. ダンパーを固定しているピンを抜きます。

ダンパーを固定しているピンを抜き、ダンパーをフリーの状態にします。
3.0mmのピンポンチを使用してください。また、ピンにも接着剤がついているため、カッター、キリなどで除去してから作業してください。

7. ダンパーと支柱を外します。

プラスチックハンマーで叩きます。
3.0mmのピンポンチを使用してください。また、ピンにも接着剤がついているため、カッター、キリなどで除去してから作業してください。

8. ベアリングを外します。これで全部品の取り外しが完了します。

付着している材料などを取り除き、ジェットクロンを清掃してください。

9. ここから組み立てに入るので新しいダンパーセットを用意してください。

マイナスドライバーなどを使用し外します。

10. ベアリングを入れます。

ベアリングの位置は、面であわせます。

Point

短管などを横に寝かせ、その上からたたくと入りすぎず、容易に位置が決まります。

11. 支柱とダンパーをセットし、ソレノイドを取り付けます。

ダンパーの中心がジェットクロンの排出口の中心になるようにセットしてください。

12. ダンパーを固定します。

ソレノイドが ONした状態でダンパー閉になるように位置を合わせ、虫ねじでダンパーを固定します。

Point

ソレノイドが ONした際ダンパーはジェットクロンの排出口に対して、ぴったりとつかず 1.0mm〜2.0mmのクリアランスがあります。これはソレノイドに負荷をかけないようにするためです。この位置に調整するには、ソレノイド先端のゴムと支柱の間に多少ガタが出る程度のクリアランスで調整するとうまくいきます。

13. ダンパー固定ピンを挿入するための穴をあけます。

3.0mmのキリで支柱の中心をめがけ垂直に穴をあけてください。

14. ダンパー固定ピンを挿入します。

3.0mmのピンポンチを使用し、貫通したら金属用接着剤(エポキシ系樹脂)をつけてください。
また、虫ねじももう一度増締したのちに、金属用接着剤をつけてください。

15. 止め輪を取り付けます。

16. ソレノイド・リミットスイッチ・カムを取り付け、位置を調整します。

カムの位置調整は「リミットスイッチの調整方法」を参照してください。

17. カバーを取り付けます。完了です。

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