当社の除湿乾燥機は、近年ますます注目を集めている“光ファイバー用フェルール”の成形工程においても、高い信頼を得ています。
生成AIの普及により、急速に拡大をみせるデータセンターや高速通信インフラの進化に伴い、フェルールへの需要は世界的に高まりを見せており、その品質や精度への要求も年々厳しくなっています。MTフェルールは光ファイバーの性能を左右する重要な部品であり、わずかな寸法精度の不備でも通信性能に影響を及ぼします。
当社の除湿乾燥機は、安定した樹脂乾燥を実現することで、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などに代表されるスーパーエンプラを用いた成形品の寸法精度や表面品質の向上に貢献し、高い信頼性を求められる通信部品の製造現場で多くの実績を上げています。
MJ6-iの特長
1.さらに進化したセルフコントロール機能を搭載
連続運転方式を採用し乾燥後の樹脂の温度低下を抑えながら、風量コントロールの進化によりさらなる省エネルギー化を実現いたしました。お客様の使用状況を連続的にモニタし、最も適した乾燥状態となる運転モードにコントロールします。最適な風量に調整することで、材料の過乾燥や成形品の黄変化を防止します。

2.作業スペースの確保に貢献する省スペースデザイン
内部レイアウトの見直しにより、本来の基本性能、機能性を犠牲にすることなく、小型化に成功しました。現場のスペース効率に大きく貢献します。

3.直感的に操作できるUXデザインを採用した7インチタッチパネル
視認性に優れた7インチの大画面タッチパネルを採用しており、乾燥状況、当機の稼働履歴などをグラフ化し、グラフィカルに表示することができます。あわせて、設定温度の変更や、スケジュールタイマーの設定など、画面にタッチすることで簡単に操作することが可能です。

