特長
1. 二重構造設計で、静電気や比重差による色ムラを解消します!
JCLWは、主材とMB材を別々に投入し、成形機投入口の直前で配合します。主材は二重構造となっている外側を流れ、自然落下で供給されます。一方でMB材は、二重構造の内側を通過し、サイドから供給されます。これにより、従来のチャージホッパと比較し、攪拌時の静電気によるMB材のチャージホッパへのへばり付きや、主材だけが供給されるといった供給不良の発生を抑制することができます。


2. MB材の添加量を最適化することで、年間コスト10 ~ 20%削減!
※ 成形条件により、コスト削減効果は異なります。
MB材の使用量は、一般的に主材に対して1~5%と少量です。しかし、高価な材料であるため、使用量の最適化は欠かせません。このように、MB材をきちんと管理することは、コスト削減といったコスト管理にも繋がります。JCLWは、供給部にドージングシリンダーを採用し、スクリュフィーダーと比べ、安定した供給を実現しました。スクリュフィーダーの場合、スクリュの溝により、脈を打つような排出になってしまいますが、ドージングシリンダはスクリュ羽根がないため脈動を抑え、安定かつ正確な材料供給が可能です。


3. 機上設置で二次輸送による問題解決!
一般的な配合装置である床置き式タイプは、設置面積が大きく、二次輸送が必要でした。一方でJCLWは、チャージホッパと成形機の間に取り付け、機上で計算・配合を行うことから、二次輸送の必要がありません。そのため、材料輸送による材料の分離は起こりません。
4. 頻繁な材料替えもラクラク!
特に多品種少量生産の現場では、いかに早く確実に材料替えの作業を終えられるかが課題となります。そのような頻繁な材料替えを要する現場において、シンプル構造のJCLWが活躍します。



5. タッチスクリーンコントローラーでストレスのない成形へ!
視認性が高く、直感的な操作が可能な8インチのカラータッチパネルを搭載。操作部が別体となっており、マグネットによる据置構造と接続ケーブル(標準3m)によって、柔軟性の高い取り回しが可能です。操作性と柔軟性を兼ね備えたコントローラーで、ストレスフリーな作業環境の構築に貢献します。

6. 全ショットのトレーサビリティの管理もお任せ!
オプション対応の専用ソフトでは、全ショット毎のデータ管理が可能です。
有線LANを使用し、社内ネットワークと接続することができます。各配合機の500件の配合設定の保管や、PCからの条件変更など、作業効率の向上に貢献します。